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              写実絵画①
              2021/12/11
              一宮市を拠点に、ウェルカムボードや"赤ちゃん画"などオーダーメイド制作を中心に活動しているRAINBOW AIRBRUSH(レインボーエアブラシ)です。
              今回と次回の2回に分けて写実絵画についてお話ししてみたいと思います。

              まず、写実絵画とは何かというと、「デフォルメや単純化などをせず、物体の見えたさまをそのまま絵として表現したもの」です。
              まるで写真のようなリアルな絵、をイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。
              私がエアブラシで描いているイラストも、写実絵画に分類されるジャンルだと思います。
              ところで先日、とある画家の方に「なぜ写実画を描くのですか?」と質問する機会があり、写実絵画について改めて考える時間がありました。
              (その質問に対する回答は、公開できる時期が来たらまたお知らせします。)
              私がエアブラシでイラストを描き始めたきっかけの一つは、精巧で写真のようで、でも写真にはない質感を持つ"エアブラシアート"に出会ったことです。
              そして来る日も来る日も人物画を描き続け、肌感や立体感をエアブラシで表現する技術の習得をめざしました(それはこれからも続いていきます)。
              描き始めて2年近くが経ったころ、近くで開催されていた写実絵画の企画展(画像①)に行きました。
              そこで初めて、写実絵画というジャンルがあること、さらに写実絵画専門の美術館があることを知りました。
              それは千葉県千葉市にあるホキ美術館
              居ても立っても居られなくなり、企画展の6日後に東名高速・首都高速を駆け抜けて(もちろん安全運転で)日帰りで行ってきました。
              緑豊かな住宅街のなかにたたずむホキ美術館は、その建物自体がアートです(画像②)。
              展示作品はもちろんすべて写実絵画。
              大御所から若手まで、日本の写実絵画の代表的作品が常設展示されています。
              来館者はみな作品に顔を近づけ、「これ本当に絵なの⁈」と驚きを口にしながら観覧していたのが印象的です。
              写実絵画のいいところは、この分かりやすさだと思います。
              抽象絵画というジャンルの絵は解釈が難しいと感じる人も多いのではないでしょうか(解釈に正解も不正解もなく自由なのですが)。
              これに対し写実絵画は、一見して「まるで写真みたい!」というシンプルな感動を与えてくれます。
              企画展もホキ美術館もとても賑わっていた理由は、そこにあると思います。

              ホキ美術館はとてもおすすめです。
              ぜひ一度訪れてみてください。
              私もまた行きたいです!
              次回は、写実絵画を描く意義について、少し書いてみようと思います。
              写実絵画①
              写実絵画①