愛知県一宮市を拠点に、ウェルカムボードや似顔絵などオーダーメイド制作を中心に活動するRAINBOW AIRBRUSH(レインボーエアブラシ)です。
先日久しぶりに東京へ行って、美術館を3か所めぐってきました。
府中市美術館で開催中の写実画家・諏訪敦さんの個展が一番の目的で、
あわせて東京都美術館で開催中のエゴン・シーレ展と中村屋サロン美術館に行ってきました。
中村屋サロン美術館は、インドカリーや中華まんで有名な新宿中村屋の私設美術館で、300円で通常展示をみられる小さな美術館です。
ぶっちゃけ絵画鑑賞よりインドカリー目的で行きました(笑)
府中市美術館と東京都美術館を訪れた様子をショート動画にして
YouTubeにアップしましたので、よかったら見てください。
コロナ禍となって初めて、3年ぶりに宿泊を伴う旅行をしたのですが、
この2月から環境を変えたことに対して心の区切りをつけたくて計画した旅行でした。
どんな環境の変化かというと、今後は兼業エアブラシアーティストとして活動をしていくためにフルタイムの仕事に転職をしました。
2018年にエアブラシアーティストとしての活動を始めて以来、
エアブラシアーティストを専業とすることをめざしてアルバイトをしながら創作活動に励んできました。
エアブラシアーティストとしての収入は当然ゼロからのスタートだったので、
絵を描くための時間をできるだけ多く確保するために工場で半日程度働きながら必要最低限の収入を得てきました。
そんな生活を5年近く続けて少しずつ注文が入るようになったりイベントに出店したりして、
エアブラシによる収入も多少は得られるようになりましたが、エアブラシを専業とするには程遠い金額です。
そんな状況に悩んでいたところ、日本では画家の90%以上が兼業で創作活動をしているという現実を知りました。
そして、
プロの専業画家が兼業画家をすすめるという動画も見つけました。
そのうえで、エアブラシアーティストを辞めることなく長く続けていくためのベストな方法として、
兼業へシフトチェンジしようと決めました。
また、コロナ禍をきっかけに収入を得る手段を複数持つ"複業"が浸透したことも、決断した大きな要因です。
会社勤めをしながら起業して経営もするという人も、決して珍しくなくなってきています。
安定した収入を得ながら挑戦できることが兼業・複業の最大のメリットだと思います。
こうして今月から、平日は会社員としてフルタイムで働き、平日夜間と週末に制作などアーティスト活動を行うという生活を始めました。
アーティスト活動に充てられる時間が減ったこととは逆に、モチベーションは不思議と高くなっています。
ウェルカムボードなどオーダーメイドイラストのリニューアル構想やコラボレーション構想、エアブラシ体験教室構想。
次々と浮かぶアイデアを日々書き留めています。
兼業へシフトチェンジしてよかったと思っています。
なお、会社員としての仕事は、金融事業会社で法的手続きに関わる業務です。
法学部を卒業して法律事務所に勤務していた経歴からスカウトされました。
まさか約20年ぶりに、かつていた業界とかなり近いところで働くことになるとは思ってもみませんでした。
それでも知識と経験を生かすことができるのはとても幸運なことです。
会社員としてもエアブラシアーティストとしても、自分の得意なことを通じて社会や人のお役に立つ。
新生RAINBOW AIRBRUSH(レインボーエアブラシ)にどうぞご期待ください!